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「聞こえる人」も「聞こえない人」も共に生きる社会を

NPO法人 熊本県難聴者中途失聴者協会

理事紹介profile

NPO法人 熊本県難聴者中途失聴者協会は、○○○○○○○○○○○を目指しています。

理事長挨拶

 熊本県難聴者中途失聴者協会が、NPO法人を取得して1年1ヶ月になりました。
 難聴・中途失聴当事者だけではなく、健聴の方も会員になっていただき、意見交換しながら切磋琢磨して会を盛り上げていけたら嬉しく思います。

 2年前の熊本地震で避難所を巡回した経験から、見えてきた課題が2つあります。   
 1つめは、「聞こえない」「聞こえにくい」障がいを社会に広く啓発していくこと。見えない障がいのために周りに理解されにくく、支援に結びにくいのです。「聞こえ」について正しく学んだ「聞こえのサポーター」を、平時でも活動できるように育成し、非常時においても情報格差をつくらない社会作りを目指します。
 2つめは、「聞こえない」「聞こえにくい」当事者が自分を知ること。高齢難聴や軽度・中等度難聴の方の中には、自分の障がいを自覚していらっしゃらないことが多いです。自らの聞こえ方を正しく理解して、社会資源(要約筆記や手話など)を有効に使えるようになることで、コミュニケーションに対する自信を取り戻していただきたいと思います。

 昨年度は、助成金をいただいて、「聞こえのサポーター養成講座」と中途失聴の精神保健福祉士の講演会を開催し、たくさんの参加をいただきました。又、当会理事たちが「ピアサポーター」の講習を受けることができ、これからの活動に期待したいところです。3月の耳の日事業は、「UDトークセミナー」でした。音声認識による情報保障を利用したいという声が高まっています。これを考えると、情報保障の拡充を考えていく必要があります。

 私たち難聴者・中途失聴者が総会や例会などで一堂に会し、話を聞き意見を言えるのは要約筆記者や手話通訳者がいて、支えてくださる皆さまがいるからです。それができるのは、難聴者・中途失聴者運動を長年やってきた当事者先輩方の活動のおかげです。誰の世話にもならずに、自分の力だけで生きてきた人間なんていません。お互いに支え合って生きています。相手の話を聞き、相手を尊重し、お互いが幸せになるための「コミュニケーション」は大事にしていきたいものです。

 今年度も、皆さん方と力を合わせて仲間のため、自らのために事業を頑張っていきましょう。

                         平成30年4月22日

宮本 せつ子

NPO法人 熊本県難聴者中途失聴者協会について

役 職  名 前  コメント
   副理事長
 兼 事務局長
後藤 香織  
  会  計  井上 祐子  
  理  事   山川 明美  
   理  事  宮本 隆安   体を動かすことが好きなので、皆さんと共に頑張って生きたいと思います。よろしくお願いします。
   理  事  浪平 恵美  
   理  事  稲田  愛  
   理  事  山平 由貴  
   監  事 小野 康二   

NPO法人 熊本県難聴者中途失聴者協会

〒861-4172
熊本県熊本市南区御幸笛田

TEL 096-379-9482